サンセバスチャン - スペイン2023
2023年初旅行はスペインのサンセバスチャンです。昨年の同時期に行く予定が直前にBAにフライトをキャンセルされ、今回はそのリベンジ旅行。たっぷり美味しいものを食べて仇を討って来ましたよふふふ。そしてある種ノリで帰りの航空券を捨ててそのまま3日北スペインを一人楽しんできました。その話はまた別の記事に。
はいさっそくお料理ね、2月10日金曜夕方にビルバオ着なのでディナーから始めましょう。
Bar Nestor
超有名店から攻めることにします。
トマトとシシトウだけ食べました。
シシトウ食べていたら小学生くらいの記憶が頭に浮かんできました。超田舎で育った私、季節の野菜は家の畑でできたものorご近所さんから頂いたもので十分すぎるくらい足りてました。夏はトマト・シシトウ・キュウリ・ナスばっかり食べて嫌になるくらい。その頃は採りたて野菜を当たり前に思っていたけど、就職して一人暮らしを始めて初めて家の野菜の美味しさに気付いたというよくある話です。特に夏野菜は段違いに美味しかったな。
分かりづらいことは承知ですが、このお店のシシトウはそれを思い出すくらい美味しかったということです。トマトは個人的には"普通"に美味しいと感じるまででした。
このお店はステーキが有名ですが、私は牛肉食べないのでパス。
次のお店です。
Gandarias
超混んでる。めちゃくちゃ混んでる。カウンターにもずっと人がいて注文できない。うちの夫は英語も私より上手く、スペイン語も少し話せるのに、日本語以外で店員含む他人に話しかけられないという謎な性格です(私が旅行先で他人と話す、道を聞くのも嫌がるからほんと謎)。
ちょっと注文してきてよとこの日は夫に頼みます。そしたら3分くらいカウンターの前でもじもじして結局注文できずに帰ってきて偉そうにこう言いました「人がずっといるからこんな状況で注文できない!」
でも他の皆はそんな状況で注文するのです。チキンが!!!ク〇!!と思いつつもせっかくの旅行楽しくいきたいじゃないですか。私がその後普通に注文しに行きます、2回ね。じゃあ最初から私が行った方がいいんじゃないか?と思うじゃないですか、私もそう思います。なんだろう、この日は何だか夫に任せたかったんですよ。リードしてほしい的な?(寒い
ピンチョス普通です、普通に美味しいです。でも正直なぜこの店がこんなに人気なのか分かりません。
夫が頼んだステーキの串はかなりレアで血が滴っていました。
写真にはないけれどイカの串は美味しかったです、ちょっと塩辛かったけど。
人混みが苦手なわたしたちはささっとこのお店を出ます。
ちなみに私は下戸でお酒は飲みません、飲めません。
夫はまだちょっとさっきの注文がトラウマなのか機嫌悪い(笑)気付かないふりをします。
最後にチーズケーキを食べに行こう!と私が提案し、こちらもまた有名なお店へ。
La Viña
こちらも凄い人です。テイクアウトができるようでホテルに持ち帰り食べることにします。そして何故かここでは夫が率先して注文してくれました。
チーズケーキは超トロトロで生クリームたっぷり濃厚!というイメージですが、見た目よりかなりあっさりした味です。
私はこれでもか!!ズシッッッ!みたいな激重チーズケーキを愛しているので、こちらのチーズケーキはそこまでbig fanになりませんでした。
ということで1日目終わり。
2月11日(土)
この日の作戦はこうです、混んでる場所を避け、座って食事しよう!
ランチはこちらのお店です。昨晩Google mapと睨めっこし見つけ出しました、ローカル食堂系。
Aitona
わたしはおしゃれレストランよりもプライスレンジ£一つの食堂にそそられます、特に旅行先では。
そしてここは大正解でした。とりあえずこのmushroom in sauce?
美味しい...熱々でサーブされます。このソース?オイル?にパンをつけて食べます。いくらでもいけそうだけど、過去にパンを食べ過ぎる悲劇を繰り返しているので今回は自制しました。
こちらはGoogle mapに投稿された写真から見つけた料理。シラスとかの稚魚かなと注文したけど、食べてみると練り物のような食感のアヒージョ。調べてみるとやはりシラスウナギのすり身らしいです。これも美味しかったなー。味付け完璧!ただ結構なボリュームで2人で食べる分には最後の方ちょっと飽きてきました。
そして最後はイカです。新鮮なイカ。イカ自体は柔らかくてとても美味しい!けどちょっと味付けが物足りなかった気がしました。
大満足のランチを終え散歩します。2月の半ばでもビーチが美しい。夏は最高の場所なんだろうな、サンセバスチャン。
旧市街を一通り周り、することがなくなったので、とりあえずチーズケーキを食べることにします。
ここのチーズケーキは王道な味。美味しかったけど、なんだか物足りません。夫は昨日食べたトロトロチーズケーキの5倍こちらが美味しいと言ってました。
あとこのCondeと呼ばれるお菓子も買ってみました。後から調べたらこの地方の伝統的なお菓子らしい。中のクリームが油っぽくて、うーんという感想です。
この後夫は体調が悪いとホテルに帰り、私はその辺を散歩するもシエスタタイムでどのお店も閉まっており仕方なくホテルに戻ります。
夜になり、どうする?何食べる?となった結果、適当なお店に入ってみようとお昼時混んでいた店が空いていたの行ってみました。
Aralar
ピンチョスを少しだけ注文。普通です、普通に美味しい。でも感激はありません。
体調が優れなかった私たちは空いてる店で座りたかったので、ランチ時に行った食堂リピートという決断を下します。
軽く頼みます。お酒飲めないと店員さんに伝えるとブドウのジュースをお勧めしてくれました。この店員さん、とても良い人。
Mostoというらしい。
美味しくてもう一杯飲みたかったけどもったいないし、、、とちまちま飲んでたらこれを書いている今、一杯€1.1だったことに気付きました。残念。
んーサンセバスチャン、美味しいもの食べたけどまだもうちょっと足りないなと強欲さをもって土曜日を終えます。
2月12日(日)
決戦の日。昨晩必死でこの最終日のランチにふさわしいお店を探しました。
旧市街から離れたこちらのお店に向かいます。
La Txuleteria
Google mapには11:30からオープンと記載されていますが、レストランに着いたら1時からだよと言われ、茶をしばきに行きます。
徒歩1分のところにあるカフェへ。
Fusion café y Panaderia
飲み物だけを注文しようと思っていたら夫がチーズケーキも頼むと言って聞きません。私は食事の前に甘いものを食べるなと教育されてきたので反対したかったのですが、美味しいチーズケーキに巡り合いたいという欲望に負け注文してしまいます。
あと好奇心からピンクラテを注文します。
んんんー微妙!oat milkにしたからでしょうか、何とも言えない粉っぽい味です。
ここのチーズケーキも王道で重めだけど食感がまだ軽いのです。もっとずっしりきてほしい...でも今回3つ食べた中で一番美味しかったです。
丸2日も夫とずっと一緒にいてると話すネタもなくなり、お互いスマホ→ちょっと話す→またスマホという関係性ですが、新婚でもない限り夫婦ってそんなもんでしょう。
時間になったのでレストランに戻ると予約いっぱいで入れないと言われます。話ちがうやーーん!
、、、
他人と日本語以外で話すことを毛嫌いする夫ですがネゴシエーションは大好きなので食い気味に交渉を始めます。予約ブックを見ると大半の予約は14:30からなので1時間で出るからとちょっとしぶとく交渉したらokしてくれました。ちなみに英語は全くと言って良いほど通じません。夫はスペイン語で頑張りました、かっこいい、これが見たかったんだよこの旅行。
(一応メニューは壁にあります)
はい、食べたものです。
美味しい!!!めちゃくちゃ美味しい!!!感動!!なにこのキノコ!!
牛の首あたりの肉らしいです。めちゃくちゃ柔らかいです。わたし普段牛肉はあまり好んで食べませんが、これはとても美味しい、何とも言えない味付け絶妙、そしてお肉がとろける。
このタコも美味しかったですが、上の2つがもう本当に美味しくて印象薄めです。
これを読んでる人はほぼいないと思いますが、このお店本当におすすめです。今まで生きてきた中で、そして海外でと絞ると記憶に残る美味しいレストランは限られてますが、間違いなくこのレストランはその中に入ります...ちなみにロンドンではまだそういったレストランに巡り合えていません。
お腹いっぱいになったところでバスターミナルに向かいます。夫はビルバオへ、私はパンプローナへ。
次サンセバスチャンに来る機会があれば4人くらいでわいわい色んなもの食べる旅行がしたいですね。
終わり。