サンデーローストと大人になること
妹がロンドンへ遊びに来てからあっという間に2週間が経った。
普段、1週間に1度の外出で混雑した場所に行けば良い方の私は妹のロンドン観光にはほどほどに付き合うだけだけど、イギリスに来たからにはサンデーローストを食べさせなければ!と最後の日曜は夫含めて3人で近所のパブに行ってきた。
わたしたちも今回ロンドンに来てから初めてのサンデーロースト。
fish and chipsも先週初めて食べたし、誰かがこうやって観光にでも来てくれないとわたしたち(特に夫)はあまりロンドン観光に熱心でない方だなと改めて思ったりする。
パブまで道半ば、fish and chipsのchips=アメリカ英語でfrench fry、ポテトチップスはイギリス英語でcrisp(アメリカ英語でchips)というんだよ、と夫に教えたら驚いてちょっと受け入れられないみたいな顔してた。言語に受け入れるも何もないんだけど。
妹と夫はbeefで私はveganオプションと少し迷った挙句porkに。
グレイビーソースの味も良かったし、ポテトも外がカリっと味が濃い目についてて、その中でもカリフラワーが一番美味しかったかも。レストランで食べるカリフラワーっていつもハズレがなく美味しくて家でも真似したいと作ってみるけどなかなか上手くいったためしがない。
porkは低温調理されて柔らかくクタクタになったものを想像してたけれど、ちょっとパサパサだったかな。
「大人になるの嫌やなぁ」と妹の一言から、大人と仕事についての話
大人の方が楽しい、年齢を重ねるごとに楽しくなる、若い方が良かったという大人になったら地獄(でもそれは仕方ない場合もある)等々、夫と二人していかに大人の人生は素晴らしいものかと語る。
私も圧倒的に大人として生きている方が楽しい、というより楽。若い頃なんであんなに人目を気にして、他人からどう思われているかを中心に生きていたんだろうと思う。
あと、自分の力で変えられないものに対して100%の諦めがついたことも大きい。昔はそこに羨ましい・ずるいという感情があったけどそれも年を取るに連れて消えた。
そんな話を長々して、将来の仕事の選び方のアドバイスもして(妹はこの春から大学2年生)、妹にめっちゃ感謝されて、私は妹に幸せになってほしくて、良い日曜日。