どっちつかず駐在妻の日記

超飽き性で何事も継続できないどっちつかずの人間です。今はロンドンで可愛い犬と仕事で忙しい夫と暮らしています。

アメリカからロンドンへ、やっと。

やっとこの日が!!涙

 

本来であれば7月中旬に渡英予定が、犬の運搬に問題があり延期に。2週間後の〇日になります、と次の日程が決まっているわけではなくいつになるか分からない状況で犬と二人車なし家無し状態。

 

渡英に合わせて家も引き払っていたのでモーテルとホテルの中間くらいの綺麗とは言えない暗い場所に滞在。

 

犬も引っ越しや環境の変化でストレスが溜まっているので、廊下で足音がしただけで泣き叫び、雄叫びをあげる10日間。近くの部屋から苦情も来て、私も犬を泣かせまいと(でも正直犬を泣かせないなんて無理)気を張っていたから、やっとこの環境から解放される嬉しさの方が、アメリカ・こちらの友達を離れる寂しさより上回っていた!!

 

 

朝9時、運搬会社の方が犬をピックアップ。最後まで抱っこしたり撫でたかったけど、さっと消える方が犬からしてもお別れしやすいかなと思い、心配で泣きそうになりながらもbyeとだけ声をかけてお兄さんに写真いっぱい送ってねとお願い。もちろん送るよと言われるが結局1枚も来ず、そんなものよね。

 

 

私のフライトは夜で時間があったので、最後にアメリカ土産を買うため韓国人のお友達と一緒にショッピングモールへ。30年前のお土産ショップに来ているのかと思うほど良いなと思う商品がない。誰がこれ購入するのって笑いながらお店を一周して終わり。何も買えなかかったけど、渡す人も今の段階では決まっていない&いないし、まぁいいか。

 

お茶をして、お友達の結婚初期の話を聞いて、仲良く見える夫婦にも大概離婚の危機ってあるよなと再確認。皆色々乗り越えて今の平和な家庭があるのね。

 

 

あっという間に時間になり、また世界のどこかで会おうねってちょっと逆にダサいセリフでお友達とさようなら。Uberを呼んで空港に向かうことに。5分後、まだ新しいSUVから現れたのは白人、白髪、腰が曲がってる、野球帽を被ったおじいちゃん。推定70歳。おいおい、大丈夫かよこのおじいちゃん、空港まで30分以上あるけどどうか無事に到着しますようと強く願う。

 

おじいちゃん、運転は上手。

 

その後出身はどこなの?とかお互い色々話すなかで「I'm very old. I'm much older than you think」とか言われえー何歳なの?と聞いたら82歳。

 

ねぇ、、、いくらなんでも82って、、、Uber規約とかないの?82歳で乗客乗せちゃだめでしょ。75歳以上運転したら駄目とか決めるべきじゃない?これは差別ではなくて乗客の安全を守るために必要でしょ、、、とUberに対してイラっとくる。

 

その後スムーズに空港着。「良い人生を歩んでね、ロンドンも楽しむんだよ」と優しいお言葉を頂き、自分でスーツケース降ろす。おじいちゃんだからね。

 

 

スーツケース大2個、小1個を持っていたのでカートを借りようとしても動かない。ロックが掛かってる、、、え有料なの$6、、!?!?高すぎでしょと色々この日までの疲れとストレスでまたイラっとする。早くロンドンの自分の家で落ち着きたい。

 

 

搭乗口に集まってから1時間遅延。

 

ようやく搭乗できたと思ったら、またメカニカル問題発生でもう1時間遅延決定。今年乗ったUnitedのフライトこれでもう4回連続遅延。ANAに乗りたい、ANAのCAさんの優しさに触れたい。

 

 

この後は疲れ果て、いつ離陸したかも定かでないまま美味しいとか言えない機内食を食べて寝てあっという間にロンドン着。

 

 

何も問題なくイミグレを通り、荷物をピックアップし、Uberでサービスアパートへ。

 

Uberの運転手はアフガニスタン人のおじさん。

 

難民でヨーロッパに来たんだろうね、ドイツとかオランダにも住んでて6か国語話すって言ってた。ほんと、すごいよねこういう人たち。

 

アフガニスタンと日本は130年くらい前の同じ日にイギリスから独立?したんだよと教えてもらう。それは違うのでは?と思うけど、正しいことを説明する英語力も歴史の知識もないので、そうなんだ~と聞いておくだけ。

 

はぁやっとイギリスに来れた。なんだろう空港着いても空港から出て外の景色を見ても「イギリスにいるんだ!!」という実感というか新しい国に来たというわくわくした気持ちではなく、懐かし気持ちになった。道も狭くて車も小さい、日本みたいだからかな。もちろん建物の外観は違うけれど。

 

アメリカの空港はどこでも甘くてちょっと合成的な洗剤の良い香りがする。アジアの空港は生臭さとアジア系調味料の匂いがするし、イギリスもこの国の香りがするかなと思ったけど、何も感じなかった。

 

 

隔離生活0日目スタートです。