新しい土地で知り合いができるという嬉しさ
今年の夏にロンドンに引っ越してきて、そこから四六時中働いていた夫。
もちろん犬の世話をする時間はないので毎日の散歩はわたしの役目だったけど、ここ最近少し仕事も落ち着いてきたのか「朝は俺が散歩行くよ」自ら言い出し、育犬に協力的になってきた(それでも朝本来なら1時間犬を運動させてほしいところ、30分くらいしかしてない)
週末、土曜の朝は二人で犬の散歩に行くことに。30分歩いた先にドッグパークがあるのでそこまで行って、犬を遊ばせて帰ってくれば犬も疲れるしちょうど良いね、と10時頃出発。
途中、ずっと行きたかったカフェに寄る。
凄い人気でこぢんまりしたカフェには列!店の外にも1人2人待ってた。
ピスタチオ・ローズなんたらかんたらケーキとラテを購入。
そしてこの超おしゃれなチョコレート、一つ一つ見たことのない不思議な柄で可愛いな~と見ていたら、障害を持つ方がパッケージをデザインされてARTHOUSE unlimitedというチャリティ団体から販売されてるみたい。
他にもマグカップや文房具など色んなもの売ってる。
そんな素敵なカフェで購入したとっても美味しいラテを飲みながら(多分イギリスで飲んだ中で一番美味しかった)ドッグパークへ向かいます。
ドッグパークを遠目で見て数組既に中にいることを確認、うちの犬が仲良く遊んでくれたら良いな~なんて考えながらゲートの手前に来ると中に知ってる人がいる!
家から数分のドッグパークでよく会うパグの飼い主の夫婦!!
あちらが先に気付いてくれて手を振ってくれる、私もわあああと思わず手を振る。
この夫婦はとっても優しくて良い方でまた会いたいなって思うんよね。ドッグパークって犬が遊んでる間飼い主たちは雑談する雰囲気があって私はそれがとっても苦手で、英語で言ってることが分からないことが多いし、私が話すのは緊張するし。
ただこの夫婦は(おそらく)自然に簡単な言葉で私に話しかけてくれて、私も緊張せず話せる人たち。
奥さん(Sharon)と「こっちのドッグパークにも来るんだね~」なんて話しながら
「あれもしかしてコーヒーあそこのカフェで買った?わたしたちも(笑)」
とお互い同じコーヒーのカップととパンの袋持ってて、あそこ美味しいよね、から始まり近所の美味しいレストランを教えてもらったり、わたしがアメリカにいたことだったり10分くらい雑談する。旦那さんの方とも少し話して、夫婦は先に帰った。
うちの犬をそれから少し遊ばせて、わたしたちもその後また30分今度は大通りを歩いて帰る。
帰り道はほわっと嬉しい気分だった。8月半ばに今の家に引っ越してから3か月、犬のお陰で私にも知り合いができたんだなぁって。引っ越したすぐはドッグパークで会う近所の人と話すのが恐くて、行きたくなかったし。犬の名前を覚えるのに必死で携帯のメモに犬の名前年齢犬種等特徴、飼い主の特徴とかメモしてドッグパークへ行く前に見返して行ってたな。
3か月経って、まだドッグパークに行くのは少しだけ緊張するけど"知り合い"が増えてきて、なんていうんだろう自分がこの地に受け入れられてる?完全なよそ者からよそ者にレベルアップした感じがした。家への帰り道ちょっとほほが緩んでたと思う。
そうなると人間欲が出てきて、今度はお友達が欲しいなと今思ってる、もう少し積極的に色んなことに参加してみようかな。学校とかmeet upイベントとか。